医療用から各種産業用まで幅広い業界に長年採用され、積み重ねた実績が私たちの強みです。
絶縁工法は樹脂絶縁(エポキシ・ウレタン・シリコン各種樹脂)・油絶縁を用いています。高圧製品の製造技術力と高圧製造設備は町工場随一であると自負しています。
高圧製品を製造する上で重要となります絶縁の取り方等の作業方法について、作業を標準化することにより、作業者の練度に関係なく皆が匠の技を繰り出すことを可能にしています。
製品の用途・条件に応じて絶縁構造は各々異なりますが、長年培った製造実績から適切な作業工法を採用して作業を行っています。
製品構造並びに使用用途に応じて、エポキシ・ウレタン・シリコン樹脂を使い分けしています。 樹脂毎に作業部屋・使用設備も分け、各々部屋には吸排気設備も完備し、作業環境を適切に管理しています。
製品に使用する樹脂量も20g ~ 30kgまで様々な構造の製品を取り扱っています。
絶縁油は鉱油を貯蔵タンク(2万リットル)に常時保持して、絶縁油の特性を最大限維持するために脱気装置を介して注油作業を行っています。
医療並びに産業用小型高圧タンクに関しては真空注油装置を使用して注油作業を行っています。本装置を使用することで一度に複数台の注油作業も可能となります。
製品に使用する油量も10ℓ ~ 3000ℓまで様々な構造の製品を取り扱っています。
高電圧製品の検査は、低電圧製品とは異なり、感電の危険性等の労働災害に繋がるリスクがあります。 当社は作業認定制度を設け、十分に高電圧に対して見識を持った人材を育成し、作業を行っています。
出力電圧30kV~60kV電源の製品検査を行っていますが、検査項目は制御回路の調整作業・高電圧を印加しての測定並びに耐圧試験を行っています。
測定設備は高圧デジボル・高圧プローブ・負荷抵抗設備と多種多様な測定機器を持ち合わせしています。 また解析修理も承っていますので製品の引き渡し後も総合的なサポートを提供して参ります。